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暖簾をくぐると別世界:京都嵐山・花月園福家 鯉の甘露煮が絶品

私にとって、観光シーズンに京都の名所で食事を取るというのは最後の最後の非常手段。今回は、スケジュールの都合で、嵐山近辺もしくは嵐電近辺で日曜日のお昼ごはんをいただくロケーション重視で京都嵐山の「花月園福家」というお店を予約。

そのお店が大正解。

渡月橋や嵐電嵐山駅周辺は黒山の人だかりで、もうそれだけでうんざり。このお店は、嵐電の嵯峨野駅前、JR嵯峨駅からも徒歩数分というロケーションですが、それほど、人混みに辟易することはありません。

そして、駅前とは思えない閑静なたたずまいの入口の暖簾をくぐると全くの別世界。

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長い石畳を歩いて玄関へ続くまでのアクセスが実に風情ある佇まい。

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玄関もこのように季節の生け花でさりげなく歓迎してくれます。

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大正時代に建てられた赴きのある建物はどの部屋からも庭が望めて凝ったしつらいが随所に見ることができます。

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使わせていただいた部屋は、古さは感じられますが、落ち着いたお座敷で、庭を眺めゆっくりくつろぐことができました。

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レロトな美人画の掛け軸や百人お多福という日本画も掛けられていて充分「吉」。

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いただいたお料理は3150円のミニ会席。ミニといえども以外にボリューム充分。もちろんお味もそして京料理ならではの盛りつけもすばらしく堪能させていただきました。なお、これだけのミニ会席は予約なしでいただけるなんてチョットした驚きです。値段も手頃ですし。

・八寸籠盛り(写真)
・鯉の甘露煮(絶品)
・季節の一品(飯蒸し)
・お吸い物
・季節のごはん(筍)
・香の物
・自家製珈琲ゼリー

また若女将をはじめ、素晴らしい接客も特筆に値します。これが京のおもてなしなんでしょう。感服いたしました。

嵐山で手頃感があって、それなりの会席をランチでいただこうとお考えの方、福家さんのミニ会席は絶対のお勧めです。

さて、1品目
「八寸籠盛り」

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小鉢は生湯葉を薄口醤油で和えたもの。

手前は梅の赤ワイン煮で大きくて甘い仕上がりなんですが、この手のものでありがちな甘すぎるということもなし。
海老の湯葉巻きはパリパリでジューシーな食感。

小ぶりの出汁巻き、鴨の照り焼きや、レンコンの薄切りなど、一品一品それぞれだしの加減ができていて美味しくいただきました。

2品目
「鯉の甘露煮」

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鯉は苦手だという方も少なくないと思いますが、実に美味。ほうじ茶で16時間炊いたものだそうで、鯉独特の臭みがまるでなく別の魚を食べているみたいですね。

ど~んとしたボリュームとその「色」にびっくりしてしまいますが、以外と味付けも優しいのでご安心あれ。

ソフトでトロトロの食感と魚の骨もサクサクといった感じ。太い骨まで口の中でとろけてしまいます。ほんのり甘くトロける味わいが実に素晴らしいですね。添えている白葱がぴったりで飽きの来ない味わいです。お店の看板料理だけのことあります。実に美味しいです。鯉のイメージがふっとんでしまいました。とにかく、今までいただいた私がいただいた「鯉」の中で一番美味。

3品目(飯蒸し)

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この蒸し物も気に入りました。もち米と赤米に葛あんをかけて蒸したものなんですが、かき混ぜると中からさわら(たぶん)、百合根、よもぎ麩などが出てきます。これも美味しくいただきました。

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そして御飯にお吸い物、香りの物。

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御飯は季節がら筍御飯。朝堀に筍なのでしょう。久々です、こんなに甘みと旨み
を同時に感じる筍なんて。有り難くいただきました。

最後にデザートでコーヒーゼリーもいただきました。さすがに「ミニ」(笑)なんですが、しっとり柔らくてこれも驚き。

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料理に偏りがなく、全品を通して安定した味わい。お見事としか言いようがないですね。

鯉の甘露煮は一度食べたら癖になります。そういう訳でお土産に一品購入致しました(1品525円です)。

花月園福家
住所/京都市右京区嵯峨天龍寺今堀町7
電話/075-861-0225
営業/午前11:30より午後7:00 (ラストオーダー)
定休日/平日の火曜日 (祝祭日の場合は営業いたします)
by tetsuwanco | 2009-04-20 21:05 | グルメも文化!

京阪神の地域密着情報を中心に情報提供します


by てつわんこ
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