プーランク : 3つの無窮動
2009年 03月 08日

当初からこの作品は成功を収め、プーランクのピアノ曲のなかでも、もっとも演奏される機会の多い曲の一つでしょうね。
単純にして明快で、「旋律」があり、しかもドイツ的な重さとは全く無縁。
おそらく、「六人組」の理念に忠実に従ったもの。つまり、サティーの影響が強いということ。
でも、この曲、なかなか一筋縄ではいきません。事実、私、実演に接して、なかなか納得できるモノに出会ったことがありません。

この曲の実演を聴いて、この人凄いと思ったのはエリック・ル・サージュぐらいかな。