貴志康一・生誕100年記念シンポジウムとコンサート@新神戸オリエンタル劇場
2009年 01月 18日

貴志康一の復活と再演に取り組んでおられる指揮者小松和彦氏によって、康一の音楽の背景にある時代相や、彼の音楽について基調講演があるとのこと、康一の音楽の特色について理解を深める上で絶好の機会と思われましたところ、喜び勇んで足を運んで参りました。
基調講演とパネルディスカッションの内容については、なかなか興味深い内容となっていましたところまた後日ご報告。

(↑クリックするともう少しだけ鮮明に見ることができます)
なお、コンサートでは中嶋彰子さんがピアノ・松本和将氏の伴奏により、先ず康一と同時代に生きたシェーンベルク、ヒンデミット、シュトラウスなどの歌曲を披露し、康一の「赤いかんざし」「かごかき」など7曲を歌っていただいたほか、ピアノの松本和将は康一がベルリン時代親しくしていたというヒンデミットの「ピアノ・ソナタ第1番」《マイン川》より第4、第5楽章を独奏。更に、フルートの古田悠子さん(ピアノ・増田明子さん)はおそらく康一の作品の中でも最も有名なバイオリン曲「竹取物語」「月」をフルートに編曲したものを演奏するなど、なかなかバラエティに富んだ内容となっており楽しめました。
演奏では勿論中嶋彰子さんが素晴らしかったのですが、松本和将氏の独奏・伴奏とも聴かせてくれました。この人、上手いですね(私が知らないだけ?)。それでいて、伴奏でもでしゃばりすぎることがありません。特に、R.シュトラウスの「4つの最後の歌」の<夕映えのなかに>かな。久々にピアノ伴奏で感銘を受けましたね。この人要注目。
まあ、正直なところ、フルートではなくヴァイオリンが聴いていただけらばもっと良かったのにというのはちょっとあつかましい願望なのかな。
なにしろ、無料イベントですから(笑)。

