京都・蛸薬師堂 ~スペクタクルな蛸の話~
2009年 01月 03日
「蛸」というのは「蛸薬師通り」のことなんですが、その名称は、錦天満宮の北、京都の繁華街新京極通に面している永福寺、通称蛸薬師堂に由来します。

病気平癒や厄難消除に霊験あらたかな 蛸薬師如来を奉っているのですが、このお寺にはこんなお話があるそうです。
とある僧侶が、病気の母を助けたい一念で、『大好きな蛸を食べれば病気が良くなるかもしれない』という病気の母の言葉をもとに、殺生を禁じている僧侶にも関わらず、蛸を買い、箱に入れます。
それを見た町の人々が不審に思い、箱の中を見せろと問い詰め・・・
困った僧侶が「薬師如来様、この難をなにとぞお助けください」と祈りながら箱を開けたところ、開けた箱からは蛸が八軸の経巻となり光を四方に放ち、その光が僧侶の母の病を治したとのこと。
う~ん。なかなかオクトパスな、いやいや、スペクタクルなお話です(笑)。
お寺には、「なで薬師」という木彫りの蛸が置かれているのですが、祀られ左手で触れるだけですべての病が治るそうな。

因みに、正式名称は賓頭廬蛸(びんずるだこ)。なかなか難しい名前のお蛸様です(笑)。
なお、この蛸薬師様の周辺には畏れ多くも、たこ焼き屋など、蛸を使ったお店が数店、点在します(笑)。


