ダイヤモンドクロスってご存知
2008年 12月 09日
西宮北口駅のダイヤモンドクロスです。

線路と線路が平面で直角に交わるのがダイヤモンドクロス。路面電車では現在でも見られる交差方式ですが、阪急電車でも神戸本線と今津線が直角に交差する西宮北口駅に、1984年までダイヤモンドクロスが存在していたのであります。
当時でも高速鉄道同士のダイヤモンドクロスは珍しく、全国の鉄道ファンからも注目を浴びる場所でした。
ただ、そのダイヤモンドクロスの存在のため、ちょっとしたダイヤの遅れにより、西宮北口駅の西にある踏切が、「開かずの踏切り」状態になっていましたし、10両編成化対応やダイヤ作成上の制限解消、橋上駅舎化などの理由により、1984年に宝塚と今津を結ぶ今津線が運転を分断、ダイヤモンドクロスは終わりを告げるのであります。
電車がダイヤモンドクロスをゆったりと通過するときにでる火花がなかなか壮観だったこと記憶しております。