相楽園 第57回神戸菊花展
2008年 10月 30日
私はどちらかというと厚物などボテッとした大菊は、もうひとつ好みではなく、大菊でも管状の花弁が長く真っ直ぐ伸びている、いわゆる管物、もしくは、嵯峨菊や肥後菊のような小ぶりの菊のほうが、どちらかというと好み。
第57回神戸菊花展
-日本庭園に繰り広げられる菊の宴-
10月20日(月)から11月23日(日・祝) 9時から17時まで(入園は16時30分まで) 〇会期中無休
☆夜間ライトアップ 11月1日(土)~11月3日(月・祝) 20時まで開園(入園は19時30分まで)
次の5枚の写真は管物といわれている大菊
懸崖仕立ての小菊
一文字菊 「御紋章菊」ともいうそうで、その名の通り、天皇の「菊のご紋」のように、平たい花弁が一重で並んでいます。
次の2枚の写真は嵯峨菊です。嵯峨天皇御愛の菊として嵯峨御所(現大覚寺)の大沢池の島に植えられたのが始まりとのこと。糸のように細い花弁は、小ぶりながら気品があってなかなかよろしいですね。
嵯峨菊をシンプルにした形状の菊が肥後菊といえばいいのでしょうか。私は造形的にみても、この肥後菊すっきりしていいですね。おそらく、肥後菊は一般的に遅咲きだと思うのですが、これから見頃を向かえるといった感じ。