ご存知のとおり、エッフェル塔というともちろん、華の都パリのシンボルの一つなんですが、神戸の地にもエッフェル塔があることご存知でしょうか。
場所は、安藤忠雄建築で有名な
兵庫県立美術館の北側入口に近いところ。

これは、20世紀後半に活躍したフランスの彫刻家、現代美術家セザール(1921~1998)作による「エッフェル塔─板状」という作品。実は、この作品は「近代文明」の象徴であるエッフェル塔の補修の折に切りとられた鉄骨などで構成・鋳造したブロンズのレリーフで、セザール自身が生前大震災にみまわれた神戸の地に寄贈したものであります。

神戸のエッフェル塔は3mほどの高さなのですが(笑)、都市文明の記憶と再生を強く感じさせる点で、急速に復興する被災地にふさわしいメッセージといえるかもしれません。