メリケンパーク・ハーバーランド(9)希望の船出の碑
2006年 10月 14日
メリケン波止場は祖国に別れを告げた場所でもありました。家族が遠い彼方の海を見つめ、今まさに移民船に乗ろうとする「希望の門出」。
そうか、もうすぐ100年になるのですね。
でも、複雑ですね。当時の日本の経済状況をみると、移民政策は棄民政策的な要素があったこと否定するのは難しいでしょう。
それに、彼らを待ち受けていた新天地での苦労は並大抵の物ではなかったはずですから。
「希望の船出」の帰結として多くの「挫折と失望」の歴史もあったことを忘れてはならないでしょうね。