木彫フォークアート おおやの世界 ①竹尾 滝一さん作「定年」
2018年 12月 09日
随分、終了してから日数が経過してしまったのですが、11月21日から26日にかけて阪急うめだ本店阪急うめだギャラリーで開催されていた「木彫フォークアート おおやの世界 ~公募展25回記念展~」についてUPさせていただきます。
開催期間が1週間弱というのがもったいないたいへん充実した内容でした。
1994年から兵庫県養父郡大屋町(現・養父市)でスタートした「公募展木彫フォークアートおおや」が今年で25回目を迎えたことを記念し、歴代グランプリ作品や入賞作品を一堂に集めたとのことです。
木から生み出される身近なアートをフォークアートと呼んでいるとのことですが、素材として持つ木のぬくもりや安らぎを十二分に感じることができました。
印象に残った出展作品をいくつか紹介していきます。
先ずは、第3回グランプリ作品である竹尾滝一さん作の「定年」
いよいよ定年(といっても、年金の関係もあり、実質継続勤務ですが)の我が身を考えると決して人ごとではありません。木彫り作品なんですが、どう見ても使い込んだ皮製のカバンにしか見えませんね。きっと、ずっと使ってきた愛着深いカバンなのでしょうね。糸のほつれも木ですよ。