アスパラガスとポロ葱

URARAさんが先日、美味しそうなアスパラガス料理をご紹介しておられましたね。
コテコテのドイツ料理


ところで、フランスでは、アスパラガスは高級食材でして、ちとお高いのであります。
では、お金に余裕が無い人はどうするかというと、ちゃんと(笑)貧乏人のアスパラガスというものがあるのです。その名はポワロ(リーキともいいますね)。日本ではポロ葱といいますが(たぶん、ポアロ⇒ポロと訛ったのでしょう)、東京近郊に極わずか生産されているだけで、ほとんど輸入に頼っている食材で、私などは、日本の高級スーパーでもなかなか見かけたことは困難。逆に、高級食材だったりして(笑)。

パリでも、高級フランス料理店では、ポロ葱料理は出しませんが(笑)、バラバン(ワインバー)のようなところや、いかにも大衆食堂風なところではポロ葱を付け合せで食べることができます。

で、どんなものかというと。下仁田ネギに似てます。ベーシックなフランスの家庭の調理法は、ホワイトアスパラガスと同じで、チキンコンソメ味で茹でて、マヨネーズでいただくというものであります。ヴィネグネットソースあえっていうのでしょうか。それもいけます。また、グラタンにするという手もありましたね。なお、パリですき焼きやその他、鍋物をするとき、ポロ葱は、日本のネギの代用として無くてはならないもので重宝いたしました。

私などは、根が貧乏性なのか、ホワイトアスパラガス<ポロ葱であります(笑)。

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by tetsuwanco | 2005-05-28 18:24 | グルメも文化!

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by てつわんこ
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