上賀茂神社の桜 ~斎王桜~
2016年 05月 06日
京都最古の神社の一つに数えられ、世界文化遺産に登録されている上賀茂神社(正式名称名称:賀茂別雷神社)。
境内には、樹齢180年で孝明天皇が奉納された御所桜、紅枝垂桜の斎王(さいおう)桜、朱塗りの楼門前に咲く賀茂桜をはじめ、たくさんの品種の桜を見ることができます。
上賀茂神社の一の鳥居を潜ると参道の東側には白い花の「御所桜」と紅色の枝垂れ桜「斎王桜」があります。
御所桜は早咲きの桜なので、足を運んだ4月10日には、すっかり花を落として、すっかり葉桜。
その代わりと言ってはなんですが、遅咲きの斎王桜が、いい感じで花を咲かせていました。
なかなか、御所桜と斎王桜の2本の桜が揃って見頃を迎えるのは、なかなか難しいようです。
斎王は、伊勢神宮または賀茂神社に巫女として奉仕した未婚の内親王または女王。
斎王の名前に恥じない、気品のある立派な桜です。
(撮影:4月10日)