徳光院の紅葉 @神戸
2015年 11月 29日
新神戸駅から徒歩十数分のところにある徳光院。
神戸に所縁のある川崎造船所(現川崎重工業)の創始者、川崎正蔵氏が、1887年から1905年にかけて私財を投じ、本堂、庫裡、山門、鐘楼などの伽藍を建立・移築して、建立した、比較的新しい寺院です。
そして、知られていないけれど、このお寺、実は、知る人ぞ知る紅葉の名所(穴場)でもあります。
残念ながら、私が訪れた際は、未だ一部見頃といった状況。
境内一帯が、錦色なすようになるのは、11月末から12月初旬あたりかな。
*現在の本堂に掲げられた山号の額は、あの松方正義(1835~1924年)の揮毫によるもの。
*当寺の多宝塔は、室町中期、文明五年(1473年)から文明十年にかけて、神戸市垂水区名谷の明王子に建立されたもので、兵庫県下最古にして、神戸市内では唯一のもので、国の重要文化財に指定されています。
(撮影:11月23日)