一心寺のジャカランダとノウゼンカズラ
2014年 06月 23日
建築家でもある現長老(高口恭行)の作った鉄とコンクリートの斬新な山門と、刻家・神戸峰男による阿形像・吽形像、日本画家・秋野不矩による天女像が出迎えてくれます。
ちょうど、ジャカランダとノウゼンカズラが見頃を迎えていました。
南米原産のジャカランダ、和名を「キリモドキ」と言いますが、桐とよく似た薄紫色の花を木の表面にいちどきに咲かせるところから「青い桜」とも呼ばれています。
こちらはノウゼンカズラ。夏から秋にかけ橙色あるいは赤色の大きな美しい花をつける、つる性の落葉樹。中国原産で、平安時代に渡来したといわれています。
これは 八代目団十郎の碑です。三升の門が刻んでありますね。
家康のころの武将で 酒好きが災いして戦に後れを取って大坂夏の陣で討ち死にした本多出雲守忠朝の墓です。酒封じの神として断酒祈願にくる人が多いそうです。
(撮影:6月21日)