神戸市立森林植物園 天津の森の紅葉
2013年 11月 06日
でも、天津の森のカイノキとナンキンハゼも忘れてはならないでしょう。ともに美しく紅葉することで知られ,公園に植えられたり街路樹として用いられたりすることが多い樹木ですね。
こちらは、カイノキ。
カイノキのカイは楷書(かいしょ)の楷で,樹形や葉が整っているため,楷書にちなんでこう名付けられました。
中国だけでなく東アジアの温暖な地域に自生するウルシ科の落葉高木で,各地の孔子廟に植えられ学問の聖木とされています。
そして、ナンキンハゼ。「ハゼ」とついていますが,これも紅葉が美しいハゼノキの仲間ではなく、その名はハゼノキと同じくロウが採取できることにちなんだとのこと。
トウダイグサ科の落葉高木で、奈良公園でイロハモミジより早く赤く染まるのがこのナンキンハゼですね。
(撮影:11月4日)