今年も行ってきました信達宿の野田藤
2013年 04月 29日
ちょうど、満開を迎えているということで、4月27日、天王寺の大阪市立美術館のボストン美術館展を見た後、足を運んで参りました。
個人宅のおうちだけあって、それほど広くはなく、密集度が高く、それだけ藤の香りも濃厚。
それなのに驚きなのは、これだけの藤の房、ボリュームにも関わらず、たった1本の藤の木が花を咲かせていること!
このボリュームをなんと喩えたらいいのでしょうか。
もう故人になってしまいましたが、元校長先生の梶本さんが心血を注いで育てた藤を見てもらおうと自宅の藤を公開。
現在は、梶本さんの意志を継いだ熊野街道信達宿 藤保存会により、丹念に育てられています。
フルートの演奏会など様々なイベントも開催されていました。
こちらの藤で面白いのは藤を上から見ることができること。藤というと藤棚などで下から見上げるのが常だと思うのですが、非常に珍しいでしょう。 まるで、藤の海!
なお、見事な花を咲かせるためには、早く花を摘まないといけないこと。
公開は、4月29日までで、翌30日の午前中には全て摘んでしまうとのことです。
(撮影:4月27日)