リヒテンシュタイン展@京都(3)レンブラント「キューピッドとしゃぼん玉」

解説によると・・・
初期レンブラントの代表作に数えられる1点です。制作当時、画家は28歳でしたが、伝統的な主題に斬新な創意を加えつつ、迫真的な描写力と確かな構成力でまとめあげる手腕によって、すでに名声を得ていました。本作にも、レンブラント独自の工夫が認められます。伝統的に生や現世のはかなさの象徴とされてきましたが、ここでは愛の神キューピッドと結びつけられ、愛のはかなさが強調されています。

リヒテンシュタイン展@京都(3)レンブラント「キューピッドとしゃぼん玉」_b0063958_1701364.jpg


《キューピッドとしゃぼん玉》
[1634年 油彩/カンヴァス 75×93cm]

私個人的には、これより2年ほど前に完成したマウリッツハイス美術館所蔵の初期の代表作「テュルプ博士の解剖学講義 」のみならず、先日のマウリッツハイス美術館で展示されていた「シメオンの讃歌」ほどの感動を得ることはできないというのが正直なところです。
by tetsuwanco | 2013-04-07 17:00 | アート

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by てつわんこ
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