~まさしく紅葉の参道~ 洛西の紅葉寺 光明寺
2012年 12月 02日
西山浄土宗総本山。平敦盛の首を打ち無常観を法然によって癒された武将、熊谷直実がこの寺を開いたということですから、平家物語ゆかりの寺でもあります。
さて、光明寺の総門をくぐると、そこはもう別世界。
皆様、紅葉の錦に圧倒されていました。
表参道は、着物の女性でも歩きやすいことから「女人坂」と呼ばれています。ゆるやかに続く長い石段も、紅葉を愛でながら歩けばあっという間に御影堂に到着。
御影堂周辺も美しい紅葉を鑑賞できます。
枯山水「信楽庭」も見事。
ここは大小18個の石が並べられていて、 念仏を唱えながら生死の海を渡っていく姿を表現したものだそうです。
まだまだ、紅葉は続きます。
でも、光明寺の紅葉のハイライトは参拝後の帰り道であるいわゆる通称「もみじ参道」です。
参道は紅葉の錦で埋め尽くされ紅葉の天蓋の中を歩いていきます。
特に紅葉で埋め尽くされる薬医門あたりが絵になります。
それにしても、たくさんの人出でした。京都市内から遠く離れているので、ゆっくりと楽しめると思っていたのがちょっと甘かったですね(笑)。
(撮影:11月25日)