マウリッツハイス美術館展@神戸市立博物館(13)ヘラルト・テル・ボルフ「手紙を書く女」

あれっ、と思ったのが、ボルフの「手紙を書く女」。何やらフェルメールの味わい。

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というか、ヘラルト・テル・ボルフ(1617~1681)は、フェルメールと生前より親交があった人物で、テル・ボルフの方が早く生まれ、遅く死んでいます。ですから、ボルフの作品がフェルメールに似ているというのは誤りかも。


フェルメールの『手紙を書く女』は、テル・ボルフのこの『手紙を書く女』がもとになっているようですね。

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『フェルメール作品』をたどっていくと、元になっているとされるボルフの題材の作品に出くわします。

フェルメールとテル・ボルフどちらが好きかというと、やっぱりフェルメールなんですが。

でも、このボルフの「手紙を書く女」はかなりの傑作です。実を言うと、私は、フェルメールの「手紙を書く女性」よりも、こちらのほうが好み。

今回の美術展で見落とされることのありませんように。
by tetsuwanco | 2012-10-16 14:12 | アート

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by てつわんこ
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