マウリッツハイス美術館展@神戸市立博物館(13)ヘラルト・テル・ボルフ「手紙を書く女」
2012年 10月 16日
というか、ヘラルト・テル・ボルフ(1617~1681)は、フェルメールと生前より親交があった人物で、テル・ボルフの方が早く生まれ、遅く死んでいます。ですから、ボルフの作品がフェルメールに似ているというのは誤りかも。
フェルメールの『手紙を書く女』は、テル・ボルフのこの『手紙を書く女』がもとになっているようですね。
『フェルメール作品』をたどっていくと、元になっているとされるボルフの題材の作品に出くわします。
フェルメールとテル・ボルフどちらが好きかというと、やっぱりフェルメールなんですが。
でも、このボルフの「手紙を書く女」はかなりの傑作です。実を言うと、私は、フェルメールの「手紙を書く女性」よりも、こちらのほうが好み。
今回の美術展で見落とされることのありませんように。