2012年 07月 25日
『パディントンベア展 イギリスで誕生した愛らしいクマの物語』@伊丹市立美術館
ロンドンオリンピックが開幕されるこの夏にぴったりの企画ですね(笑)。伊丹市立美術館で、『パディントンベア展』が開催中です。

児童文学作品として世界中で愛されている「くまのパディントン」はロンドンに住んでいるという設定ですが、もともとは、ペルー出身。
生後数週間という幼い頃に起きた地震で孤児となってから、ルーシーおばさんと一緒に暮らしていたのですが、老グマホームに入居することになったルーシーおばさんは、パディントンをイギリスに移住させることに決めました。ルーシーおばさんは、パディントンが不自由なく過ごせるように英語を教え、その後イギリス行きの船の救命ボートに忍び込ませたのであります。長旅を終え、ついにロンドンのパディントン駅にたどり着き、ここからすべての物語が始まります。
ということは、現在、ヨーロッパが直面している「移民」という問題がl今から50年ほど前からさりげなく取り入れられていることになります。


ブラウン夫妻との最初の出会いは、パディントン駅のプラットホームで、ご存知のとおり、パディントンという名前はこの駅名からつけられています。
私は、パリに住んでいた頃、ロンドンに出張となると必ずと言っていいほど、パディントン駅周辺に宿を取っていました。というのも、とにかく物価が高いロンドンで安くて快適なご贔屓のホテルがパディントンにあったから。それに、何かしらほっとできて、街自体が落ち着いていて便利。ということで、パディントン駅はすごく親しみを感じています。そのころは、パディントン像やパディントンショップもありませんでしたけどね(笑)。
おそらく、くまのぷーさんと並んで世界でも最も有名なくまであるパディントンは、1958 年、原作者マイケル・ボンド氏(1926-)による小説から始まりました。その後、絵本やグッズ、ぬいぐるみなどと展開し、イギリスを代表するキャラクターのひとつとして日本でも高い人気を得ています。この美術展のショップでも多くのキャラクターグッズが売られています。
美術展の中でも、多くのパディントンのぬいぐるみがこれでもかと、置かれているコーナーがあるのですが、思わず圧倒されてしまいます。その大半は、ドイツの有名なぬいぐるみメーカーであるシュタイフ製のものが大半なのですが、その中でもひときわ素晴らしいものが一体。
タイトルを見るとジョン・ライトさんの作によるもの。やっぱりね。R.ジョン・ライト(R.John.Wright)はアメリカの高名なドール作家。テディベアのコレクターの中では知らない人はいないでしょう。
ところで、パディントンベアは多くの方が描いています。
一番はじめにパディントンを描いたペギー・フォートナムの原画(本邦初公開!)、フレッド・バンベリー、デヴィッド・マッキー、ジョン・ロバン、R.W.アリー、アイバー・ウッド、そして日本人のシンジカトウの原画など、この機会を逃すと、これほど様々なパディントンを見ることができないでしょう。

これはペギー・フォントナム氏による挿し絵。

シンジカトウ氏によるもの。お洒落です。

No.1 R.W.アリー画
Illustrated by R.W.Alley Illustrations
© R.W.Alley 2012

アイバー・ウッド画
Illustrated by Ivor Wood
© P&Co Ltd 2012

ジョン・ロバン画
Illustrated by John Lobban
©John Lobban/HarperCollins 2012
皆それぞれ味わいがあって素晴らしいのですが、個人的には、ペギー・フォートナムの素朴さ、シンジカトウのお洒落で洗練されたパディントンに惹かれるものを感じました。
そうそう、パディントンはクラシック音楽も嗜んでいて、シューベルトの「未完成」がお好みのようです(笑)。
そして、この美術展の最後には、パディントンがロンドンを案内するコーナーがあって、ちょっとしたロンドン気分を味わうことができますよ。

会期|2012年7月7日(土) - 9月2日(日)
休館日|月曜日、(ただし7月16日(月祝)は開館、7月17日は休館)
開館時間|午前10時 - 午後6時(入館は午後5時半まで)

児童文学作品として世界中で愛されている「くまのパディントン」はロンドンに住んでいるという設定ですが、もともとは、ペルー出身。
生後数週間という幼い頃に起きた地震で孤児となってから、ルーシーおばさんと一緒に暮らしていたのですが、老グマホームに入居することになったルーシーおばさんは、パディントンをイギリスに移住させることに決めました。ルーシーおばさんは、パディントンが不自由なく過ごせるように英語を教え、その後イギリス行きの船の救命ボートに忍び込ませたのであります。長旅を終え、ついにロンドンのパディントン駅にたどり着き、ここからすべての物語が始まります。
ということは、現在、ヨーロッパが直面している「移民」という問題がl今から50年ほど前からさりげなく取り入れられていることになります。


ブラウン夫妻との最初の出会いは、パディントン駅のプラットホームで、ご存知のとおり、パディントンという名前はこの駅名からつけられています。
私は、パリに住んでいた頃、ロンドンに出張となると必ずと言っていいほど、パディントン駅周辺に宿を取っていました。というのも、とにかく物価が高いロンドンで安くて快適なご贔屓のホテルがパディントンにあったから。それに、何かしらほっとできて、街自体が落ち着いていて便利。ということで、パディントン駅はすごく親しみを感じています。そのころは、パディントン像やパディントンショップもありませんでしたけどね(笑)。
おそらく、くまのぷーさんと並んで世界でも最も有名なくまであるパディントンは、1958 年、原作者マイケル・ボンド氏(1926-)による小説から始まりました。その後、絵本やグッズ、ぬいぐるみなどと展開し、イギリスを代表するキャラクターのひとつとして日本でも高い人気を得ています。この美術展のショップでも多くのキャラクターグッズが売られています。
美術展の中でも、多くのパディントンのぬいぐるみがこれでもかと、置かれているコーナーがあるのですが、思わず圧倒されてしまいます。その大半は、ドイツの有名なぬいぐるみメーカーであるシュタイフ製のものが大半なのですが、その中でもひときわ素晴らしいものが一体。タイトルを見るとジョン・ライトさんの作によるもの。やっぱりね。R.ジョン・ライト(R.John.Wright)はアメリカの高名なドール作家。テディベアのコレクターの中では知らない人はいないでしょう。
ところで、パディントンベアは多くの方が描いています。
一番はじめにパディントンを描いたペギー・フォートナムの原画(本邦初公開!)、フレッド・バンベリー、デヴィッド・マッキー、ジョン・ロバン、R.W.アリー、アイバー・ウッド、そして日本人のシンジカトウの原画など、この機会を逃すと、これほど様々なパディントンを見ることができないでしょう。

これはペギー・フォントナム氏による挿し絵。

シンジカトウ氏によるもの。お洒落です。

No.1 R.W.アリー画
Illustrated by R.W.Alley Illustrations
© R.W.Alley 2012

アイバー・ウッド画
Illustrated by Ivor Wood
© P&Co Ltd 2012

ジョン・ロバン画
Illustrated by John Lobban
©John Lobban/HarperCollins 2012
皆それぞれ味わいがあって素晴らしいのですが、個人的には、ペギー・フォートナムの素朴さ、シンジカトウのお洒落で洗練されたパディントンに惹かれるものを感じました。
そうそう、パディントンはクラシック音楽も嗜んでいて、シューベルトの「未完成」がお好みのようです(笑)。
そして、この美術展の最後には、パディントンがロンドンを案内するコーナーがあって、ちょっとしたロンドン気分を味わうことができますよ。

会期|2012年7月7日(土) - 9月2日(日)
休館日|月曜日、(ただし7月16日(月祝)は開館、7月17日は休館)
開館時間|午前10時 - 午後6時(入館は午後5時半まで)



