池を埋め尽くす青紫の杜若(かきつばた) 多聞寺@神戸市垂水区
2012年 05月 13日
多聞寺は、平安時代(840年頃)、最澄(伝行大師)の弟子・慈覚大師が開基したと伝えられる由緒ある古刹ですが、その慈覚大師が杜若を中国から持ち帰ったのがはじまりだとか。
寺の入口である仁王門を過ぎると、いきなり鮮やかな青紫色が目に飛び込んで参りました。
これは凄い。
とにかく、見事の一言に尽きます。
もちろん、日本中のカキツバタの名所を訪れた訳ではありませんが、これほど見事に池を敷き詰めるように咲くカキツバタは見たことがありません。
境内の心字池、弁天池に約3000株の杜若(カキツバタ)が植えられているとのことですが、これだけの花を咲かせるのは大変なことです。
どうやら、多聞保存会等、地域住民の人たちによって大切に育てられているそうですね。
(撮影:5月12日)