独居死、最悪の428人 2004年の神戸 (神戸新聞1月11日)
2005年 01月 12日
ここ数年はほぼ横ばいであったのが、2004年は前年比約20%増。阪神・淡路大震災の仮説住宅や災害復興住宅で相次いだ「独居死」は震災から10年を経て、一般住宅を含め、被災地でより深刻化しているようであります。
表面上は復興したように見えても、まだまだ問題は内在化しているとのことなんでしょうね。被災地において、高齢者の独居世帯が急増しているということなのでしょうが、これは、被災地の問題であるとともに、人口減少社会におけるコミュニティのありかたかという日本全体の問題でもあります。神戸の現況は、おそらく、10年後の日本の姿でもあるはずですから。