「蜂蜜」
2011年 07月 28日
東京の銀座テアトルシネマでトルコ映画「蜂蜜」を見てきました。
大変、評価の高い映画で、第60回ベルリン国際映画祭金熊賞(グランプリ)受賞作品ですが、私は良くわからんかったですね。父親への深い愛情は、森という媒体を通じてわからなくもないですが、母親への愛は? この子って、いい子なのか悪い子なのか。
レビューの評価も高いですね。
ひょっとして、トルコが抱えている社会的問題や虐げられている人々のこと、文化的背景、宗教的な背景などを理解していないと、よくわからないんじゃないかな。
それとも、そんなことどうでもいいのか?
確かに映像は美しい。ほとんど語りかけてこない。音楽もそぎ落とされています。
ある意味、不親切な映画(笑)。
私は、何気に長編のビデオアートを見ているような錯覚に陥ってしまいました。