フェリシモ「神戸カタログ2005」
2004年 12月 10日
製造者の神戸や震災への思い、街や店の紹介も盛り込まれており、「阪神大震災を乗り越えて生まれた魅力的な神戸の姿を伝える」という基本スタンスが貫かれていて、非常に好感を持てる内容となっております。
私の住んでおります神戸東灘の魚崎の「櫻正宗」の杜氏が昔から使っている前掛けをヒントにして作ったデニムパンツ。以前、このブログでも紹介した10年間熟成した「ソース」など、神戸のカフェや雑貨店でしか買えないオリジナル製品も・・・・。
この「神戸カタログ」が創刊されたのが、阪神淡路大震災の年の95年、秋。「人々が明るく元気に夢を持って暮らしていくためのお手伝い。それならできるんじゃないかと。そんな想いのもと立ち上がったプロジェクトが初刊の「神戸カタログ」だったとのことです。
経済不況のなか、「通販」や「eビジネス」の時代ですが、こういったノンバーチャルがバーチャルとどのように共存していくか、この「カタログ」はその方向性を示しているといってしまえば、誉めすぎでしょうか。
●フェリシモ「神戸カタログ2005」ウェブサイト